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QC検定1級の論述で落ちたので、過去問を分類して作戦を立てた

品質管理課での自分の仕事を整理したうえで、QC検定1級の論述過去問を分類し、実務経験と接続できるテーマを整理しました。

QC検定1級論述対策の過去問分類と答案作戦を表すノートとカードのイラスト

QC検定1級の論述で落ちたので、過去問を分類して作戦を立てた

前回の記事では、QC検定1級の論述対策に入る前提として、自分が品質管理課でどんな仕事をしているのかを整理しました。

仕入先・外注先不良への対応、受入検査後の処置、外注組立業者への是正要求、社内加工・組立ラインからの品質相談、寸法ばらつきの確認などです。

QC検定1級は、マークシートには合格できました。

ただ、論述は不合格でした。

3月の受験を振り返ると、QCの用語をまったく知らなかったというより、自分の実務経験を論述試験の形に変換する準備が足りなかったと感じています。

そこで、いきなり答案を書き始めるのではなく、まず過去問を分類して、自分がどのテーマなら書けそうかを整理することにしました。

まず過去問を分類してみた

論述対策をどう進めるか迷ってChatGPTに相談したところ、いきなり答案を量産する前に、まず過去問を分類して、自分の実務経験と接続した方がよいという助言をもらいました。

たしかに、前回は過去問を見ても「何となく書けそう」「これは難しそう」くらいの感覚で止まっていました。

それだと、本番で問題を選ぶときにも迷います。

今回は、手元で整理できている第24〜27回、第32〜41回の論述問題、合計56問を対象にしました。第28〜31回は手元の抽出データに含まれていないです。

各問題について、次のような観点で整理しました。

  • 手法編か実践編か
  • 主テーマは何か
  • 出題パターンは何か
  • 自分の業務経験に転用できそうか
  • どの実務ネタを使えそうか

分類作業にはAIも使いましたが、最終的には、自分の実務経験に引き寄せて書けるかどうかを基準に見直しました。

分析して分かったこと

56問を分類してみると、単にQC手法を説明する問題だけではなく、自分の業務経験に引き寄せて書く必要がある問題が多いと感じました。

つまり、論述対策は「知っている手法を増やす」だけでは足りません。

自分の実務経験を、複数の出題テーマに変換できるようにする必要があります。

整理してみて、特に大事だと思ったのは次の点です。

観点気づき
出題パターン事例適用型が多く、自分の経験を複数テーマへ変換する準備が必要
使いやすいテーマ仕入先品質、受入検査、不適合対応、ばらつき、標準化が使いやすそう
弱点実験計画、品質工学、多変量解析、顧客要求系はそのままだと書きにくい
方針主力テーマ5本を先に答案テンプレート化する

特に、自分の場合は実践編だけを狙えばよいわけではないと感じました。

手法編でも、自分が関与した事例や自社の事例をもとに書く問題があります。

だから、手法を暗記するだけでも、実務経験をそのまま書くだけでも足りません。

手法と実務をつなげて説明する準備が必要だと思いました。

自分が書きやすそうな5テーマ

今回の分析で、自分の実務経験とつながりやすそうだと感じたテーマは、主に5つです。

主力テーマ自分の経験との接点
仕入先・外注先品質対応仕入先不良、工程確認、是正処置、再発防止
受入検査後の処置疑問品、不合格品、検査方法調整
外注起因不適合組立ミス、標準不順守、効果確認
ばらつき解析寸法ばらつき、ロット差、設備差
標準化・ヒューマンエラー教育、ポカヨケ、確認方法の標準化

この中でも、最初に固めるべきなのは、仕入先・外注先品質対応だと思っています。

自分の実務経験との接点が一番強く、受入検査、原因確認、是正処置、再発防止、工程確認まで書きやすいからです。

また、受入検査後の疑問品や不合格品の処置も、自分の経験に近いテーマです。

単に検査をしたという話ではなく、見つかったものをどう処置し、仕入先や社内とどう調整し、再発防止につなげたかを書けるようにしたいです。

逆に、そのままだと書きにくいテーマも見えた

分析してよかったのは、書きやすいテーマだけでなく、書きにくいテーマも見えたことです。

自分の場合、実験計画、品質工学、多変量解析、顧客要求や新製品開発に寄った問題は、そのままだと書きにくいと感じました。

もちろん、完全に捨てるわけにはいきません。

ただ、これらを主力にするのは危ないと思いました。

対応するなら、外注加工条件の検討、試作検査結果、図面や仕様の適合性確認といった、自分の実務に近い場面へ引き寄せる必要があります。

前回は、この「自分が書きにくいテーマ」を十分に見極めないまま本番に入っていた気がします。

だから今回は、得意テーマを増やすだけでなく、危ないテーマを先に把握しておくことも作戦の一部にしました。

いきなりフル答案を書かない

今回の分析を通じて、いきなりフル答案を書くのはまだ早いと感じました。

まず必要なのは、自分が使える実務ネタを、論述用の型に変換することです。

たとえば、仕入先不良を題材にするなら、次のような流れで整理しておく必要があります。

  • 自分の立場
  • 対象業務
  • 発生した問題
  • 影響範囲
  • 現状把握
  • 原因解析
  • 対策
  • 効果確認
  • 標準化・再発防止

仕事で経験したことをそのまま思い出すだけでは、答案にはなりません。

問題文に合わせて、どこを強調し、どこを省くかを決める必要があります。

論述では、知っていることを全部書くのではなく、問題文に対して必要なことを過不足なく書くことが大事だと思います。

同じように始めるなら、まず分類からでよさそう

まだ自分は、QC検定1級の論述に合格したわけではありません。

なので、これが正解の勉強法だとは言えません。

ただ、前回のように何となく過去問を眺めるだけでは、また同じ失敗をしそうだと感じました。

もし同じように論述対策を始めるなら、まずは次の流れで整理するのがよさそうです。

  1. 過去問をいきなり書かずに、テーマだけ見る
  2. 各問題を、手法・実践・出題パターンで粗く分ける
  3. 自分の実務経験で書けそうかを◎○△×で付ける
  4. 書けそうなテーマを5本くらいに絞る
  5. そのテーマから答案テンプレートを作る

自分の場合は、この作業をしたことで、論述対策の最初の一歩が少し見えました。

次は、この分析結果をもとに、まず「仕入先・外注先品質指導・外部提供プロセス管理」の答案テンプレートを作ってみます。

過去問を分類しただけでは点数にはなりません。

ここからは、自分の実務経験を、実際に30分で書ける答案の形に変換していく段階です。

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